自作エレキギターに挑戦!(その5・追加着色)
2月17日
トップに2回目の亜麻仁油を塗布、一日経過。
これが昨日の塗る前の写真だが、見比べてどうだろうか。
写真ではわかりにくいかもしれないが…。
色が少し薄くなっている…?
昨日は曇りだったので、光の加減もあるが。
ただ、薄い色と濃い色の差が増して、つまり虎目模様が少しクッキリした感じだ。
しかも、虎目と垂直な木目も見えてきている。
いい感じだ☺
見た目ツヤはないし、手触りは全然油っぽくない。白木の感触だ。
ただ、触った手に少し臭いが付く(^^;
さて、昨日作業がちょうど終わった時、これらが相次いで届いた。
刷毛と油性オイルステインだ。
和信ペイント 油性オイルステイン むら無く着色・木目鮮明 マホガニー 300ml
アサヒペン ペイント刷毛 お得用多用途用ハケ3本セット OT-3P
刷毛も今日の作業に間に合った☺
と、思ったが…。
「用具の手入れ方法
ペイント薄め液で洗ってください」
そうか、そういうことを忘れていた!(^^;
そういえば、亜麻仁油にも同じことが書いてあった。
慌ててペイント薄め液を注文…明日届くようなのて、明日の作業後に間に合うだろう。
今日もウエスで塗るしかない。
マスキングテープをバインディングに、ぐるっとピッチリと貼っていく。
一周貼った。
なお、今回から写真に両手が登場!
自撮り棒でセルフタイマー撮影をしてみたのだ😃
YIEASY Bluetooth 自撮り棒 (三脚/一脚) ワイヤレスリモコン付き アルミ合金 (ブラック)
※なお、この商品は最近「割れていた」というレビューが多数寄せられているので、注意されたし。
ラップを乗せて、マスキングテープで止める。
ラップを隙間のないように、継ぎはぎに貼っていく。
ちなみに、こういう作業をするのに便利な物があるが、あえて買わなかった(^^;
パイオラン マスカー550mm×25m MASKER550MMJN
マスキングテープと帯状のビニールシートが一体になっているもの。
頻繁にこういう作業をする人には、おすすめだ。
マスキング&ラッピング完了!
オイルステインをカップに適量を。
ウエスを浸す…うう、臭い!( ; ゜Д゜)
原料の有機溶剤、いわゆるシンナーだ。
真冬でなければ、外でやりたい作業だ…。
これもあって、当初ステインは水性のものを選んだのだ。
それにしても、すげえ紫色だが、大丈夫か?(^^;
まず、ヘッドに塗る。
濃くしたいので、多目に塗った。
すぐに拭き取れということなので、拭き取る。
おお、いいんじゃない⁉
乾くとまた変わってくるだろうが、イメージ通りの色だ☺
実は、水性ステインのオールナットでは、赤みが足りないと思っていたのだ。
赤いステインを塗り重ねようかと思っていたのだが、これで良さそうだ( ^ω^ )
気になるところ、接着剤漏れ跡の水性ステインが浸透しなかったところに塗ってみる。
果たして油性は浸透するか?
そこはすぐに拭き取らず、バックに掛かる。
広範囲に塗ると、色がエグい感じがよくわかる💦
サイドも。
そこで両手が汚れたので、その後の途中の写真は撮れず💦
塗って拭き取ったところ。
エグい感じはなくなり、イメージに近い色になった☺
ネック、ヘッド(裏)もいい色になったが、薄いところもある。
ヘッド(表)。まだ薄いか…(^^;
汚れた専用カップは…あ、うすめ液が必要だった💦
とりあえずウエスで拭き取って、明日洗おう。
ウエスと手袋は臭いし健康に害があるので、作業終了後ただちにビニール袋に入れ、口を縛り、部屋から追い出す。
ギターも、
ごめんね、廊下で寝て(笑)
手前は前日立て掛けていたスタンド。
油付着防止のため、接触部にぞうきんをかけてあった。
2月18日
オイルステインを塗って一日経過。
いい色に落ち着いた感じだ。
もう少し濃くてもいいが。いや、もう少し濃い方がいいな…(^^;
問題の接着剤跡には若干着色したが、やはり浸透しきれていない…。
傷でも何でもないのに、フチの色が薄い…。
(ちなみに、撮影時は全く気付かなかったが、このギターを無料お試し品にする気はない(笑))
製造時の接着剤跡にも、浸透していない。
この辺のフチもだ…(-_-;)
浸透しにくい木目があるのか?
光の具合で写真ではわからないが(逆に濃く見える💦)、ヘッドも中央に縦に薄い部分が。
木材の芯は密度が高くて浸透しにくい、ということだろうか?
これでオーケーにして先に進みたいところだが、惜しい! 惜しすぎる! 後悔したくない!
そもそもこのオイルステイン塗布は、予定外の追加作業で、完成が一日遅れることになるのだが、さらに一日費やしたくはない…が、やはりもう一回塗ることにした。
今回は刷毛がある。
まずは、薄くて気になるところに塗り、すぐに拭かないで少し置き、その後全体を塗って拭くことにした。
一番小さいハケにステインを浸けて、垂れないように容器のフチでよくしごく。
接合部分の薄いところにちょんちょんと塗り、
薄いところに順次塗っていく。
なお、今日も三脚自撮り棒を使用して撮影。
あ、垂れてる💦
マスキングしてあるが、あくまで付着防止のため。
木部にはテープが貼れないから、バインディングに貼っている。綱渡りのようなマスキングだ。
さすがに大量に垂れてくると、わずかな隙間から漏れ入る恐れがある!
慌ててティッシュで拭く。(写真手前の白い物体が右手)
あちこち垂れてる!
刷毛のしごきが甘かった💦 ステインはペンキとは違い、粘度がないので、刷毛を絞るくらいでないといけなかった!
…あちこち拭いている、その時だった。
大惨事は起きた…。
肘かどこかで三脚自撮り棒を倒してしまい、それがステインのカップに当たり、中身をぶちまけてしまった!
その模様を写真でお伝えする余裕など、もちろんない💦
幸い、スマホも自撮り棒も汚れなかった。ギターも無事だった。ぶちまけたのがちょうどネックの下だったのだ。
それらをどかし、急いで大量のティッシュに吸わせ、拭く。
ギターが入っていた段ボールに新聞紙10枚ほどを敷き、その上で作業していたわけだが、その下はベッドなのだ! 染みたら大変だ!
うちにはそこしか作業スペースがないのだ(^^;
幸いなことに、ベッドも無事だった…といっても、どかしたギターが布団に触り、ちょっとだけ汚してしまった💦
事故処理後の凄惨な現場写真。
窓全開、ドア解放しているが、有機溶剤の臭いがものすごい💦
ティッシュはすぐにビニール袋に。
ここで落ち着いてギターを確認してみると、ネックとボディの接合部、マスキングテープの端からステインがトップ材に染み込んでいるようだ…!
剥がして見てみると、やっぱり!💦💦💦
ヘッドの色を気にして今日の作業をしたばっかりに、もっと大事なトップを汚してしまった…!( ;∀;)
これはうすめ液で…いや、まだ届いていない💦
いやいや、あったとしても、浸透を拡大させるだけだろう。
これはもう、浸透が進まないうちに削るしかない…( ω-、)
120番の紙ヤスリでガリガリ削る。
意外に深くまで浸透してしまっている。
大分削ってしまった…もちろん、メープルのステインも削り取られた…(;´Д⊂)
この部分だけ、ヤスリ掛けからやり直しだ…(>_<)
やり直しても、へこんだ感じはどうにもならない…取り返しのつかないことをした…。
この時点で気が抜けたら、気付いた。
頭がクラクラする…有機溶剤にやられたようだ。
ビニール袋の口を縛っていなかった!
慌てて口を縛り、部屋の外へ。
さらに敷いていた新聞紙も同様に処分。
そこへ、荷物が届いた。うすめ液だ。
いいところに届いた。刷毛を洗わなければ。
箱を開ける。相変わらず Amazon は過剰な梱包をしてくれている(^^;
少量ずつ、数回洗うとのこと。
しかし、使ったうすめ液はどう処分したらいいんだ?
調べた。
…注文する前に調べればよかった…( ω-、)
ハケ洗い液という物があるのか…!
これがあれば、オイルでも油性塗料でも、水洗いできるようになるそうだ。
しかし、うすめ液は届いてしまったし、今洗わないといけないので、うすめ液で洗う。
さっきこぼしたステインは、そうするしかなかったが、やはり吸わせてゴミに出すのが正解か…、業者に出すほどの量ではないので。
カップの洗浄も兼ね、カップにうすめ液を注ぎ、洗ってはティッシュに吸わせて拭き取り、また注いで洗って…。
10回ほど洗ったが、なかなか刷毛の色が落ち切らない…💦
そうしてるうちに、ますます気分が悪くなってきた…😖⤵⤵
しかも、うすめ液を半分以上消費してしまった…(-_-;)
やはりハケ洗い液を注文。明日届く。
今日はこのくらいにして、明日ハケ洗い液で徹底的に洗おう…もうダメだ…○| ̄|_
また廊下で寝てもらう。
うん、これくらい濃くなればいいだろう。
刷毛はいつまでも悪臭を放つので、外に吊るして、寝る。😪💤💤