自作エレキギターに挑戦!(その18・塗装仕上げ)

3月22日

 

昨日はいよいよ外装仕上げをしようと思っていたが、一昨日からずっと気温が低く、雨が降り続いたため、ニスは乾き切っておらず、ベタつき感が残っている。

そのため、昨日の作業は見送った。

しかも、仕事で疲れ果てていた…orz

 

今日はよく乾いたようなので、全体の水磨ぎをする。

 

前にもマホガニー材だけ水磨ぎをしたが、それはトップにニスを塗って余った時間にペグを取り付けておきたかったからだ。

しかし結局、失敗をやらかしてしまい、塗り直しとなり、その後時間がなくて取り付けはできなかった💦

最後にまとめてやれば良かった、という話だ…(-_-;)

 

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まず、指板を汚さないよう、マスキング。


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今回は600番からでいいかな?


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今回は、トップにもニスが塗ってあるので、汚れた水がトップを汚しても致命的なことになる心配はない。どうせ磨ぐのだから。

だから、トップは最後にする。


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バインディングの汚れが、なかなか落ちない💦

もっと簡単に落ちると思っていたのに…(-_-;)


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らちが明かないので、400番で。

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爪の方が、よく落ちる(^^;

 

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カッタウェイ部だけで30分も掛かってしまった💦

しかも、木部のニスが落ちる( ω-、)

 

よく見ると、全体的に、バインディングと木部の境目がわからなくなっている💦

マスキングテープの貼り方が完全でなく、微妙に漏れていたのだ。

 

最初にマスキングした時、ステインがトップに染み込んでこなければいいので、完全にバインディングをマスキングしていなかった。

その状態のまま、亜麻仁油を塗ったので、バインディングに油が付着した。

油をよく拭き取らないままだったので、それ以降、テープの粘着力が甘くなっていたのだ。

特にカーブの内側はテープが浮いてしまいがちだったのは、そういうことだったのだ。

 

…それはともかく、バインディングと木部の境目をハッキリさせる。

240番で削る。

 

一時間半掛けて、ようやくバインディングと木部の境目が出た。

しかし…。

 

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…まあ、当然こうなる( ω-、)

 

 

3月23日

 

さて、サイドの失敗はさておき、仕上げ作業を進める。


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今度は指板の横。

ネックのニスと同時に磨こうと思っていたのだが、昨日の感じでは不可能なようなので、今日は指板の横の磨きに専念する。

そのため、昨日貼ったマスキングテープは、何の役にも立たないまま、剥がされる( ω-、)

 

1弦側はきれいだが、6弦側は汚れている。

これをヤスリで削ると、昨日と同じことになる💦

周りのきれいな部分も、削られてしまうし。

 

そこで、割り箸の先を削って、超ミニ・スクレイパーを作ろうと思っていたら、


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昨夜コンビニで買った弁当に付けてくれた箸。


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食べている時に気付いたが、このように、おあつらえ向きな形状!

これを使う。


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はみ出したニスをこする。


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面白いように落ちる!☺


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ほぼ、きれいになった☺


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このナットの下の部分は? ここは木だったかな?(^^;

木だったらしい…。


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そしてヘッドを磨く。


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600番から、パッドに付けて磨いていく。

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2000番まで掛けた。ツルツルになった😃

何回か水拭きしたが、まだ白っぽい💦

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指板の横も水磨き。きれいになった😃

 

3月24日

 

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今日はネックの裏を磨く。指板をマスキングし、


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600番から2000番まで、水磨き。


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ネック裏は、塗り直したところとそうでないところがあり、しかも塗り直してすぐ拭いたところとそうでないところがあった💦

濃いところを念入りに磨いたが、ちょっと色ムラが残ってしまった💦

まあ、ツルツルになったので、これで良しとしよう…(^^;


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時間が少しあるので、昨日さておいた部分を塗り直す。

ニス部に貼らないよう、マスキングし、


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筆で塗る。

塗った後、段差ができないようにティッシュで拭く。

あ、写真撮るの忘れた💦

 

 

3月25日

 

さて、今日はいよいよトップの水磨きに入る。

 

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マホガニー材は600番から始めたが、どうも削れ過ぎるようだ。色が少し薄くなる。

 

トップは1000番から始めてみる。


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トップは穴が多いので、全面に霧吹きすると水が中に入ってしまう。

そこで、穴のない部分に霧吹きし、

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手で全体に拡げる。

 

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軽く撫でるように磨く。


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手触りを確かめ、いい磨き具合いなことを確認し、


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エスで拭き取る。

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絵に描いた虎目が凸凹しているので、滑らかに…したいところだか、その上に塗ったクリヤーのニスだけ削りたい。

完全に滑らかにしようとすると、色まで削れてしまうので、ほどほどに。

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刷毛の抜け毛を取り去った跡が残っていたので、滑らかにする。


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こっちの虎目の凸凹も、ほどほどに滑らかに。


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1000番で磨いた結果。

ツルツルにしたいが、ツヤツヤにはしたくない。

ニスを塗っても、イメージは無塗装っぽくしたいのだ(^^;
しかし1000番でこのツヤだ。

しかもツルツルではない。

しばし考え…、


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1500番も掛けた。

思った通り、ツヤツヤが少し弱まった。

 

本当は600から掛けた方がツルツルになったのだろうが、ツルツルにするとツヤツヤになってしまうので、このくらいの細かい凸凹感が残っていた方が、塗装した感がなくていだろう。

 

つや消しのニスを塗ることも考えたが、つや消しはウレタンニスしか見付からなかったので、やめた。

 

トップは2000番は掛けず、これで終わりにする。


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サイドも水磨きし直し、仕上げた。


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ネック横も2000番まで水磨き。

 

まあ、プロの仕事には程遠いが、初めてにしては上出来な仕上がりではないか?(^^;

 

 

気になる細部は、後でもできるので、とにかく完成を急ぐ!

 

 

3月26日

 

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ヘッドが(ネックもサイドも)まだ白っぽい。
削って粉になったニスがまだ付着しているようだ。


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水拭き。二回拭いてもまだ白い💦

やりたくなかったが、台所用洗剤を少し付けて水拭き。

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その後三回水拭き。全然変わらない💦

これは、粉が付着しているのではなく、表面の問題ではないか?

 

調べてみた。

乾燥が完全でないのにヤスリ掛けをしたからではないか、という回答があるが、ヘッドは最後に塗ってから何日も経ってからヤスリ掛けしている。

 

コンパウンドで磨くという回答もあるが、持ってないので、

 

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神の領域(意味不明)で水磨きしてみる。


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磨いた後、水拭き三回しても、白っぽい(-_-;)

 

もしかしたら、天然ニスは磨いてはいけないのではないか? 少なくとも、最後には。

前出のバイオリンの職人さんは、塗った後磨くとは書いていない。

天然ニス自体にも、磨けとは書いていない。

さらに前出の DIY のページには「○○ニスの場合」「△△ニスの場合」と書いてあったが、「天然ニスの場合」というのはなかった。

 

もう一度、調べてみる。

天然ニスに限らず、そういうことはあるようだ。

上塗りをすればいいようだ。

 

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刷毛は使う都度洗っていたが、すっかり固くなっていたので、ウエスで塗る。

前にウエスで塗ったら泡立ったのでやめたが、今回は塗るのが目的ではなく、表面仕上げということで、塗りつつ拭き取りつつ、磨く感じで塗るので、泡立つほどにはならないだろう。


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久しぶりに手袋をする。

6パック目に突入した💦

100枚入りを買った方が安かったことは、言うまでもない(^^;


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塗りつつ拭き取りつつ、磨く…気持ちの問題だが(笑)

時間が遅くなったので、写真も撮らずに速やかに塗って片付けて、風呂♨

 

 

3月27日

 

今日は休み🎵

今日のうちに電気パーツも全部付けて、仕上げる!

 

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ヘッドは素晴らしい仕上がりだ!

見事なツヤ!


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角度を変えてもう一枚。


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サイドもバッチリ!☺


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ヘッド裏…拭き方がまずかったようだ…( ω-、)


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今、立てて置いてしまったので、下のツヤがなくなってしまった…( ;∀;)

その他、ネック裏の触ったところのツヤもなくなってしまっている…まだ乾き切っていなかったのだ…また塗り直しだ。

今日のうちには仕上がらない…(;つД`)


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うすめ液だけで拭いてみたらどうだろう?

いや、色が薄くなったら大変だ💦

 

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昨日はニスの原液を塗ったので、乾きが遅かったようだ。今日は二倍程度に薄めて塗ってみる。

塗った。また余計なところを触るといけないので、写真は撮らない。

このまま三日程度置いておこう。

 

もうやり直しはこりごりだ💦

 

次→その19・配線

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