自作エレキギターに挑戦!(その19・配線-前編)
3月27日
さて、塗り直しを2回して乾くまでの間に、配線をできるだけやっておきたい。
配線に関しては、かなりな下調べをしてある。
配線図は、1ヶ月ぐらい前にすでに入手してある。
しかし頭がこんがらがりそうだ。(^^;
まず問題は、レフティであるということだ。
レフティはボリュームとトーンの回転方向が逆になる。
普通は時計回りに回すと、最小から最大に変化するが、レフティは逆回りになる。
逆回りの特殊なポットが必要なのかと思って調べたが、右用と同じポットで接続する接点を変えればいいだけだとわかった。
パーツを確認してみる。
ボリュームとトーンのノブ。
レフティのキットなのに、右用のノブだ!(^^;
もっとも、左利きの人でも、オーディオ機器などで、時計回りで増大という操作には慣れている。
実は、レフティのギターやベースを使っていて、どっちに回したらいいのかわからなくなることがある💦
なぜなら、JAPAN のストラトはちゃんと逆回し(ノブは右用)になっているが、USA のプレシジョン・ベース(ノブには数字が入っていない)はそうではないからだ。
おそらく、ボリューム奏法をする時は(滅多にやらないけど……それに、ペダルがあるし💦)、逆回しの方がやりやすいので、ギターは逆回しがよく、ベースはどうでもいいのだ。(笑)
つまり、レフティーのギターは、配線図通りにやってはいけないということだ。
だから余計に頭がこんがらがる💦
で、逆回しにするなら気を付けなければいけないのが、ボリュームとトーンのポットのタイプだ。
右利き用では、Cカーブの物は「ほとんど使い物にならない」というから、真逆の特性を持つAカーブの物は、レフティでは、同様にほとんど使い物にならないことになる。
キットに入っているポットは、
何と、Aカーブが2個とBカーブが2個だ!💦
せめて、Bカーブ4個にして欲しかった…(-_-;)
ここでBカーブの物を2個買うよりは、いっそのことCカーブの物を4個買った方がいいだろう。
【正規品】 ALLPARTS 2012 CTS Left Handed 500K Pot EP-0086-L00
これはすでに前述の「バックパッカーエレキ化計画」(頓挫中)の際に調べて、「ほしい物リスト」に入れてあった。
練習用にとバックパッカーを買った後、すぐに Headway の掘り出し物のアコギを見付けて買ったので、家での練習用としてのバックパッカーは不要になったので、エレキにしてしまおうと思い付いたのだ。(笑)それで、6年くらい前に調べて、ほしい物リストに入れていたのだ。
今調べて探したら、すぐには見つからなかっただろう。
すぐに4個、注文する。
しかし、インチサイズなのがちょっと気になるが…(^^;
そんなわけで、本格的な配線はポットが届いてからだ……。
ピックアップは、ハンバッキングだが、一芯シールドだ。
本当は4芯の物の方が拡張性が高いのだが……、(ハンバッキングは平たく言えば、シングルコイル二個を直列で繋いでいる。これを一個だけに切り替え、シングルコイルとすることで、違う音色が得られる)スイッチポットが必要になるし、配線のハードルを高くすることになるから、まあ、初めはこれを使うことにする。
欲しかった音が出る!エレキ・ギター配線アレンジの本 (ギター・マガジン)
この本によると、1芯の物でも4芯に改造できるらしいが……、さんざん説明しておいて、「自信のない人はプロへ依頼しよう」というオチが付いている。(笑)
ところで、一見同じピックアップだが、コードの色が違う。
フロント用とリア用なのだろうが、どっちがどっちだ?(^^;
まあ、コードが長い方がフロントだろう。ポットまで遠いから。
3月28日
休みの火曜の午後、昼から夜まで活動すると、水曜の午前は、ほとんど寝てつぶれてしまう。
そして昼前に起きて、飯食って、また寝て夕方出勤する。
たっぷり寝たように思われるかも知れないが、ギターにうっかり触ってしまう夢を何度も見てうなされ続け、まるで寝た気がしなかった…(-_-;)
3月29日
今日は帰りが遅く、一時間しか作業できない。
ポットはまだ届いていないので、それ以外のハンダ付けをしておこうかどうか、ちょっと迷ったが、迷ってるヒマがあったら、やってしまおう(笑)
まず、ブログで使った写真をプリントアウトし、パーツとコードを大まかに配置してみる。
コードの取り回しは、おおむねこれでいい。
こうしてイメージをつかんでおかないと、取り付ける際にコードがfホールからfホールへ、表を這うことになってしまう。(笑)
右側に余ったコードがあるが、割いたり切ったりして、細かいところに使えばいいだろう。
配線図①
さて、前から入手しておいた配線図だが…。
(楽器・PA機器の衝撃特価通販で有名なサウンドハウスのサイトより)
配線図②
別の配線図も入手した。
(ピックアップの有名メーカー、セイモア・ダンカンのサイトより)
よく見ると、何か違う💦
最も大きな違いは、コンデンサーの取り付け位置だ。
図①ではボリュームとトーンにまたがってハンダ付けされているのに対し、図②ではトーン自体にハンダ付けされている。ボリュームとトーンの間は、リード線でつなげられている。トーン側の接点が違うのにも注目したい。
この二つの配線方法は、前述の本にも掲載されている。
コンデンサーがトーンポットの抵抗の前に来るか後に来るかの違いだが、結局同じことになるのだ。
どちらも高音成分がアースに落ちるようになっているわけだ。図①の方は、リード線をはしょれるというだけの話だ。
この本によると、同じキブソンの2ピックアップタイプでも、ソリッドボディのレス・ポールは図①、ホロウボディの ES-335 は図②で配線されているそうだ。
なるほど!👀
実は、図①をだいぶ前から見ていて、不安に思っていたのだ。
ボリュームとトーンをコンデンサーで繋いで、それをfホールから突っ込んでそれぞれの穴から引っ張り出す、この作業中に、コンデンサーの線が折れてしまわないか…という不安だったが、図②の配線なら、その心配はない。
この配線で行こう!☺
この4本くっついている線は、トグルスイッチ(ピックアップ・セレクタ)に繋げるのだろう。
これを使えば、トグルスイッチからコントローラー、ジャックまで、この1束だけリアピックアップの下を潜らせて繋げればいい。
どれにどの色の線を使うのか、決まりはあるのだろうか?
まあ、ピックアップの線の色がメーカー毎に違うくらいだから、特に決まりはないか……。
任意に決めて、配線図に書いておく。
白光(HAKKO) 電子基板用はんだ付けセット 40W FX511-01
最初のポチッで注文していたハンダ用具、ようやく登場!
ハンダごては持っているが行方不明、ハンダは出てきたが、オーディオ用の方がいいだろう。
錫96%、銀3.5%、銅0.5% で、電導性か良く、高音質が得られるということだ。しかも、有毒な鉛が入っていないので安心だ。
セット内容。
コテ先を拭くスポンジが、なぜ入ってないのだろう?
残念だ…(-_-;)
吸い取り線はありがたい。なぜなら、わざわざ買う気にはならないからだ(笑)
コンセントに差して温めておき、
ニッパで先端を剥いて、ねじる。ストリッパー(脱ぐ人ではなくて、脱がすための道具だ(笑))なんて、持ってない💦
こうして、ハンダをコブラのようにすると作業しやすい。
左手でコードを持って、右手でハンダごてを持つ。
ハンダは持たなくて済む。
時間がないので両手作業の写真は省略……(^^;
ちなみに、僕は左利きでも字を書くのは右手なので、同じような持ち方をするハンダごても右手だ。
こうしてコードの先にハンダを染み込ませておくことを、予備ハンダという。
1本付けたが、ハンダの乗りが悪いので、粗いヤスリでメッキを落とす。(鉄ヤスリの方がいいらしいのだが)
鉛なし、銀・銅入りなので融点が高い。
こてを当ててもなかなか溶けず、溶けたと思ったら急に液体金属の球が現れ、下に落ちて固まり、仁丹みたいになる。(^^;
くっつかない💦
やっとできた💦
何とも素人臭い出来栄え……。(^^;
テスターが見当たらないので、上手くいったのかどうか……?(((^^;)
3月30日
外装仕上げをしてから3日経った。
「3日置く」と書いたが、「3日」には何の根拠もない(^^;
「3日でいいだろう」と思っただけだったのだ。
触って確かめるのは怖い💦
しかし、 ポットがまだ届いていないので、まだ触る必要はない。
他にできることと言ったら……、
ジャック。これにアース線を付ける。
組み立てた形になっているが、まずこれを分解する。
このナットを外す。奥まっているので、手持ちのギアレンチでは緩められない。
反対側は普通のスパナになっているので、これで…小さかった…(^^;
いつ買ったか記憶にないが、こんなスパナセットを持っていた☺
12ミリで合った。
左のパーツを中から入れ、右のパーツで外から止めるのだが、まだできないので、
ナットをなくさないように、こっちに付けておく。
あ、パーツの袋から何か散らばってた💦
ナットとワッシャーが4個ずつ、ポット用だ。
ネジ3つは何だろう?(^^;
あ、これだ。ロッドカバーのネジだ。
小袋に入れておこう。
こうなるのが嫌で、パーツのパッケージを開けていなかった。
だからポットを確認していなかったのだ。
さて、今日付けるのはこの線。
手頃な長さの赤い線があるので、これを使う。
図に線の色を記入しておく。
アースは、右側の端子だ。
予備ハンダ開始! …と同時に地震に見舞われる(震度3)。揺れてやりにくい…(-_-;)
…っていうか、中断して身の安全を確保するだろ、普通…(笑)
地震は収まっても、揺れてやりにくい💦
で、こうする。
リード線を置いて、押さえ付けてハンダする。
きれいにできた☺
コブラ方式(?)は本に書いてあった方法だが、このハンダは細いので、この方がやりやすい。
ただし、手早くやらないと下敷きの木が焦げてハンダが汚れる。(^^;
ピックアップの線も、ついでに予備ハンダしておく。
長すぎるアースをカット。
ハンダを染み込ませる。
で、ジャックの接点にハンダを。
…上手く乗らないんですけど…(-_-;)
テスターを探していたら鉄ヤスリが出てきたので、これで表面を削ってみる。
ピンボケになってしまった…(^^;
上手く乗らない…💦
紙ヤスリの方が良かったような気がする(^^;
液体金属の球がコロコロ転がり落ちて、固まる💦
仕方がないので、予備ハンダした線で球を押さえ付け、無理矢理溶かし潰す。
これで本当に大丈夫か!?(^^;
やはり、銀・銅入りのハンダは融点が高いので、40Wのハンダごてではパワー不足なのだしろう。
それに、ケースがないのがちょっと不満に思ったので、60Wのケース入りのセットを Amazon で見付けて注文する。ついでにテスターも。
すると、おすすめ商品として、「フラックス」という物が出てきた。
調べてみると、
おお、これはいいんじゃない?
できれば、注文確定の前に出てきて欲しかったけど……。(^^;
なるほど、鉛なしというのも、拡がりにくい原因の一つだったのか!
これも、追って注文する。
4月1日
一日空いてしまった。
ハンダ他、一式が昨日の夕方届いた。
しかし、ポットがまだ届いていないので、作業は進められない💦
とりあえず、トグルスイッチのハンダ付けがちゃんとできているか、テスターでテストしてみる。
OHM(オーム電機) デジタルマルチテスター 普及型 TDX-200 (04-1855)
色々なメーカーの物があるが、やはりテスターはオーム電機の物が信頼感がある(個人の感想)。
なぜなら、昔、電気工事をやっていた父が使っていたテスターも、オーム電機の物だったからだ(松下電工の物も使っていたようだが)。
電源を入れていないのに、液晶に表示されている!(@_@)
あ、何か貼ってあるのね…(^^;
コードを繋ぎ…実は、使い方をよく知らない💦
導通チェックは、Ωの任意の位置にすればいいらしい。
つまり、抵抗があるかないか(1か0か)を測れば導通があるかないかがわかる、ということだ。
間の数値がチラチラするようなら、ハンダが下手で導通が中途半端、ということだろう。
何も接触させないと、抵抗が最大ということで、1が表示されている。
配線図をよく見て…、
まず、スイッチがこの位置で紫と灰色を接触。表示が0.00になったので、導通しているということだ。
リアピックアップがセレクトされた状態だ。
しかし、こういう時はワニ口の方がいいんだが…(^^;
別売のワニ口が「一緒に購入」のところにあったのに、気付かなかった💦
そのままスイッチを真ん中に。ミックスの状態。これも導通している。
次に、フロントピックアップの導通。青と紫に繋ぎ、スイッチをこの位置にする。OKだ。
真ん中にしてもOK!
次は、ジャックのハンダのチェック。
導通している。
今日はこれだけ。(^^;
4月3日
ポットが届いた!✌
【正規品】 ALLPARTS 2012 CTS Left Handed 500K Pot EP-0086-L00
Cカーブのポットは、これしかない。
左利きの何と世の中に虐げられていること!(-_-;)
しかし、なんか大きい💦
手前がキット付属のポットだが…。
fホールから入るのか?
う~ん、ナットを外せば入るような気も…。
返品できなくなってしまうかもしれないが、開封し、ナットを外してみる。
う~ん、入らない( ;∀;)
ちなみに付属のポットは、スッポリ入る。
サイズがあるとは思わなかった。
何という知識の無さ! 情けない…。orz
付属のものは、直径16ミリだ。これを調べておかないといけなかった💦
届いたポットは24ミリ。
しかし Amazon のページには、このサイズは書いてなかった。
「ネジ切り部」のサイズは書いてあったが。
この、ピックアップ収納部分の横の壁を破壊して、通せるようにしようか?(笑)
いや、それは大規模工事だ…。
そこで、Amazon でミニポットBカーブという物を見付け、16ミリであることを確認、2個注文する。
付属の物と合わせ、Bカーブ4個でやる。
待ちに待ったCポットは、せっかくなので、ストラトやプレシジョンの交換用に取っておくことに。
7時に帰宅して9時から風呂。
2時間しかなかったが、考えたり調べたりしているうちに、1時間半経過……。
30分でできることといったら……、付属のポット2個にコンデンサーをハンダ付けすることぐらいか。
商品名、長いよ……。(^^;
よく見たら、ハードケースはセット専用ではなく、汎用のツールボックスだ。
セット内容。販売店がセレクトして取り揃えてくれたようだ。
正直、何に使うのかわからない物ばかりだ(笑)
ハンダごてには、スイッチと温度調整ダイヤルが付いている。これは便利!
60Wのハイパワーだ。
まず、スタンドを……組み立てないといけないのか!(^^;
ここにネジを…入らないんですけど…(-_-;)
電動ドライバーで強引にねじ込む。
ここにも、手では入れられず、
電動ドライバーでねじ込む!
裏からナットで止め、もう一度ドライバーで締める。
完成!
……いや、こんなもの組み立てている場合ではないんだけど……。(-_-;)
って言うか、「取り付け簡単」というレベルを超えているぞ。(^^;
昨日一昨日のうちにやっておけば良かった💦
残り15分。
こての温度は最高450度だが、ちょっと弱めでいいのか?
今日使うパーツ。
ポットとコンデンサー各2個。
このようにハンダ付けすると、この2個のポットはトーンコントロールになる。
付けないと、ボリュームになる。
トーンコントロールのトーンコントロールたる所以は、このコンデンサーにある。
コンデンサーは、高い周波数の電流(高音信号)を流しやすく、低い周波数の電流(低音信号)は通さない。
ポットを0に絞り切ると、高音成分が全てアースに落ち、低音成分だけが残り、モコモコな音になる。
10にすると、高音成分はアースに落ちないので、シャキシャキな音になる。(トーンポットが無いのと同じ状態になる)
2番の接点にハンダを盛る。
うまく盛れた。やっぱり 60W は違う☺
アース用として裏面にハンダを盛るには、何かに固定しないといけない。
小さい段ボールに穴を開けて、
差し込んで固定。
ハンダは表面で転がるだけ…(^^;
セットには松ヤニも入ってるが…、
ホーザン(HOZAN) フラックス 鉛フリーハンダ対応 便利なハケ付きキャップ付 容量30mL H-722
せっかくなので、これを使ってみる。
プラモデルの接着剤みたいに塗る。
うまく盛れた☺
ここには、コンデンサー含め5本もの線がハンダ付けされるので、しっかり盛っておかないといけない。
コンデンサーをハンダ付け。
もう一方の線を、2番端子に。
できた😃
2個ともハンダ付け完了!
実は2個目はなぜか手こずってしまった💦
15分でやるつもりが、45分も掛かった。(^^;
30分オーバーだ……。
出来てみて思ったが、線を半分程度にカットすれば良かった。(^^;
そもそもこういうツールボックスに元通り戻すのは苦手だが、スタンドだけは入れようがない💦
いちいちバラせというのだろうか……?(-_-;)
ケースはもう少し大きい物にして欲しかった……。
4月5日
今度こそ、ちゃんとこのギターに使えるポットが届いた!
【国産】 ミニ16mmサイズ コントロール ポット ギター ベース ボリューム/トーン用 500k Bカーブ 1個 16V500B1P
付属の物と比べる。同じ大きさだ。
ノブもちゃんと合う。
作業開始だ!
ハンダごてを温めている間に、作業台を作る。
紙をギターに乗せ、
ポットの穴にシャープペンの先をズボッと差す。
表から見た図。どれがどのポットか、書いておく。
裏返しにして、裏にも記入。
手頃な段ボールを重ねて、穴を開けて、
ジャックの場所に切れ込みを入れる。(あまり意味がなかった💦)
これがギターの身代わりになる。
バックに穴が開いていないので、ここで作業をするわけだ。
ちょうどいい箱があったので、ガムテープで止める。
立派な(?)作業台だ☺
後で思ったが、段ボールではなく、この箱のフタを使えば良かった(^^;
ハンダセットをよく見たら、交換用のいろいろな形のこて先があった。
もしかして、細く尖った物より、この斜めの平面がある物の方がやりやすいのでは……?
せっかく熱くなったが、交換する(^^;
ここを外せばいいのか?
仕事で使った軍手を、ゴムが溶けないように逆にはめて触る。
ちなみに、この軍手はお勧めだ!
勝星産業 すべり止め加工手袋 ゴムライナー #003 ブルー L 12双入
かれこれ13年間、これを使っている。
しっかり荷物をグリップでき、手にフィットするので、はめたまま字を書いたりしてもうっとうしさがない。
違った、外すのはこっちだ💦
最初から付いていたこて先を外す。
取り替えた。温め直し💦
各パーツをセットする。
これで、普通のレス・ポールの背面パネルを外したのと同じ状態で作業できる。
コードの長さが足りなかったり、無駄に長すぎたりすることがなくなる。
右利き用は、ボリュームポットの2・3番端子を使うが、左利き用は1・2番端子を使う。
使わない3番端子は、アースに落とすため、ラジオペンチでくるりんと反らせ、ポット本体の側面に接するようにする。
セットし直し、
接したところをハンダ付けする。
今までの苦労は何だったんだ!?…というくらい、物凄く簡単にできた!
やっぱりこて先は、平面がある物の方が良かった☺
二個ともアース完了!
ジャックにハンダ付け済みのアース線は、こうして見ると長すぎるので、半分に切る。
ジャック~リアトーン~リアボリュームと アース線を渡すため、切った端同士を、
よじる。
そこに予備ハンダ。
こうすれば、一度のハンダ付けで二本付けられる。
リア用のトーンポットの背面、先日コンデンサーを付けたハンダの上にくっつける。
熱しすぎると、ポロッと取れてしまうので注意!
コードの予備ハンダを溶かしてくっつけるだけでいいが、ちょっと少な目だったので、少し盛り足した。
もう一本はリアボリュームの、今さっき3番端子をくっつけた上に、相乗りハンダ(筆者の造語)。
こうなる。いや、待てよ……。
そうだ、こんな2本くっついたコードがあるじゃないか!
そこで、こっちに付け替える。
両ピックアップのトーン同士をアースで繋いだ。
2本コードの両端を割いて、
予備ハンダ。
で、こう繋ぐ。ボリュームとトーンは2本繋げなければいけないのだから、このコードを使った方が扱いやすいだろう。
黄色をホット(信号線)として、ボリュームポットの1番端子とトーンポットの1番端子に繋ぐ。
橙色はそれぞれのアースに相乗りハンダする。
フロント側も、同じ繋ぎ方でよい。
やり始めるまでは頭がこんがらがりそうだったが、ひとつひとつやっていくと、意外にシンプルだ。
これで、取り付け前の配線は終わり(……かな? 実は、ブリッジアースの付け方がわかっていない💦)