自作エレキギターに挑戦!(その21・パーツ取り付け-前編)
3月26日
いよいよ、ペグ(糸巻き)を取り付ける!
しかし、長年ギターとベースを弾いていながら、ペグ(に限らず、パーツ全般)の知識は全くなし(^^;
ペグはゴトーがいい、ということだけ。(笑)
まあ、レスポールなど、ヘッドの両側に付いているものは、左右対称に3個ずつということくらいは、わかる(笑)
が。
浮き彫りになっている記号が、一個一個違う💦
写真の並びで、
NH L4 NH A5
NH L3 NH A6
NH L2 NH A7
…となっている。LとAは左右の違いだとわかるが(しかしなぜLとRじゃないんだ?💦)、数字の違いは何だ?
記号の拡大写真。
弦の番号通り1~6ならわかるが、2~7って一体?💦
ポストの高さが違うのか? 横から見てもわからない💦
う~ん、微妙に高さが違うのか💦(写真では角度が悪く、違いがわからない。それくらい、微妙だ)
高いのがナットから遠い方(つまりギターを立てて見た時、上になる方)でいいのか? それとも逆か? いや、逆だと1弦と6弦のテンションが下がると思う。
調べてみたが、普通は同じ物を三つずつ使うものだ。
…あ、やっと見付けた💦
このページのアリアのギターは、ポストの高さがナットから遠い方ほど高くなっている!
これで解決!☺
パーツ類のパッケージ。どれがペグ用だか…(^^;
これっぽい。ネジとワッシャーと何か(笑)が6個ずつ入っている。
…しかし、この知識のなさで、よく自作しようと思ったものだ(笑)
高儀 EARTH MAN 3.6V 充電式 ミニドリル&ドライバー ホワイトピンク DDR-180Li
電動ドライバー・ドリルと別途追加で買ったドリル刃セット。別途のドリルは、明らかに太すぎる(^^;
去年の初めにホームセンターで買った物だ。
別にピンクを選んだわけではなく、この色しかなかったのだ(^^;
後にわかるが、この電動ドライバーはクラッチがないので、こういう繊細な工作には向いていない。
ぜひ、クラッチ付きの物を選ぼう。
ネジ穴空け用のドリルは…一番細い物でも太すぎる。
探したら、別のドリルが出てきた。
Vermont American のドライバー・ドリル各5本セット。
これでもちょっと太い💦
仕方がないので、もっと細い物を注文する。
取り付けは明日以降になった💦
…と、ここまでで一時間も経過してしまった💦
とりあえず、リハーサルしておく。(笑)
ワッシャーとネジと、何か筒状の部品(笑)。取り付けた時にナットになり、スパナで締めるための部品だ。
何と呼ぶのかわからないので、「筒ナット」と命名する(笑)
こうなるらしい(笑)
エスコ 10mmコンビネーションギアレンチ EA614LH-10
このレンチは、仕事で使うために、すでに4年前に買っていた。
小さいのにギアレンチ! これは便利だ!
昨夜調べて、10ミリだとわかったので、ちょうど職場に置いていた私物を持ち帰ったのだ。
ちゃんと合うことを確認!
こう裏からはめて、…と、ここでヘッドが白っぽいことに気付いた。水磨き後の拭き取りが完全でなかったのか。
これに対処するため、取り付けは中断(^^;
4月8日
さあ、今日こそ完成させるぞ! …って、誰も期待してないと思うけど(^^;
全パーツを用意!
すでにお気付きの方もおられると思うが、ピックアップは元の商品写真通り、右利き用とは逆向きにはめてある。まだ、固定はしていないが。
これが商品紹介ページの写真の拡大。
これは右利き用のレス・ポールのピックアップの向き。6つ並んだネジの位置に注目。
なぜかというと、コードが出ている方を横穴側に向けないと、コードが短くなってしまうからだ。
しかし、プラスチックの枠の形状が右利き用にできているので、逆にはめると弦に対して変な角度が付いてしまう💦
…と、ここでようやく気付いたが、フロントとリアでは枠の形状が違っていた!(笑)
コードは充分届くのだから、やはり本来の向きにした方がいいと思う。(枠からピックアップを外して逆に付け直してもいいのだが、これで届くから、このままでいい)
さて、後から買ったポットには、ナットが1個付いている。
付属品として、ポット1個に対してナット・ワッシャー・波形ワッシャー各1個。
キットに入っていたポットには、ナットは付いていない。
先日散らばったパーツは、ナットとワッシャーがポット1個につき各1個。
どう付ければいいのか…? 調べてみた。
レス・ポールのノブ交換 - YouTube
表はワッシャー、ナットでいい。
裏は高さ調整のために使えばいいようだ。
では、まずアウトプットジャックから通そう。
どこに糸を結べばいいのか…?
結んだはいいが、糸がほどけなくなっては困る。
キット付属のシールドを使えばいいんじゃないか?
これなら、しっかり刺さって、抜きやすい。
これを穴から入れて、
fホールから出し、
差し込む。しかし、この状態ではfホールに入らなかった💦
やっぱり、たこ糸にする(^^;
引っ張り出す。あ、他の糸が一緒に出てくる💦
他の糸を引っ張って絡まないようにし、ジャックだけ引っ張り出す。
あ、これはスッポリ出てくるんだった(^^;
こんなことしなくても、コードだけ穴から出して、後からハンダ付けすれば良かった💦
あ、アースが切れてしまった!( ;∀;)
いきなりめげた…orz
とりあえず、後でもハンダ付けできることがわかったので、無視してポットの取り付けへ。
この間あみ出した結び方。
まずこうしておいて、…まあ、普通の結び目を作るやり方だが、
普通ならこうするところ、
ここに入れる。
そうすると、右の糸を引っ張ると締まり、左の糸を引っ張ると緩むのだ。すごい発見!(笑)
リアのトーンから、fホールに入れる。
たこ糸を引っ張ると頭が出てきたが、指が滑ってつまめないので、ペンチでつまむ。
しかし、コードが邪魔で出てこない💦
ジャックの穴から指を入れ、コードをどかし、
ようやく出てきた。
下から指で押さえつつ、ワッシャーを入れ、
ナットをかます。
次はリアボリューム。
コードがごちゃごちゃしてきたぞ…💦
これもたこ糸を引っ張りつつ、指で誘導して押し出す。
出てきたが、たこ糸を外せない💦
カッターで切る。
外せた。
ワッシャーを入れたが、ナットをはめられない💦
レス・ポールは、厚みのある木材を通すので、裏にナットが付いていると、短かすぎてしまうのか💦
ストラトだと、薄いプラスチックの板だから、裏ナットが必要だが…。
せっかく入れたのに、また出してナットを外す。
何か、上面に出っ張りがある…(-_-;)
キットのポットにはこんな出っ張りはない。
同じ箇所に似たような物があるが、曲げられている。
ラジオペンチで曲げる。
ベッタリ潰した。
入れ直し💦
面倒くさいから、たこ糸を使わない。
fホールから近いから、こうすれば…、
何ということはない、たこ糸なしで入れられた(^^;
ナットで留める。
次、フロントのトーン。
これは穴が遠いので、たこ糸を結んで引っ張ってみたが、コードが複雑に絡み合って、穴まで到達しない💦
これではらちが明かないので、全部出す( ω-、)
何ということだ! ポット同士を繋ぐアースまで切れている!( ;∀;)
この2本のアースは、元々1本だったのを、切ったものだ。
それが、切れた。ハンダ不良で取れたのではなく、線が切れたのだ。
キットに付属していた線だが、やはりノーブランドと思われる物は、質が良くないようだ。
ハンダを溶かして外そうと思ったが、失敗して全部取れてしまいそうなので、カットするに留める。
信頼性の高いベルデンのコード!
中の線は、しっかりしている! とても切れそうにない感じだ。
長めに2本切り、ハンダ付けする。
もう、たこ糸は面倒くさいし、絡みやすいので、使わずにやってみる。
しかも、さっきは近いところから始めたのが良くなかった。遠くから始めれば、絡みにくいのではないか?
まず、一番遠いフロントトーン。
ジャックの穴から指を入れ、コードも上手くコントロールしてやる。
遠くても、意外に簡単に出た(^^;
フロントボリュームは、指で押しつつ、ブリッジアースを引っ張ると、近くまで行ったが、コードが引っ掛かっている。
そこでフロントトーンを一旦外し、絡まりを解消する。
あとは、両方の小指で押し出す。出た!
この2つが出せれば、近くのジャックと2つのポットは、簡単だ。
ジャックを出す。
なんてこった、もう1本の線も、切れた💦
これでは、さっき穴から穴へ通したのは、まるで意味のない作業だった(;´Д⊂)
ジャックは放置して、
リアのトーン。
そしてゴチャついてきたコードを整える。右手はピンセットを持っている。
出た。
ナットで留める。
結局、本当にたこ糸が必要だったのは、トグルスイッチだけだった💦 実に無駄なことをした(-_-;)
ここで時間切れ。激しい腰の痛みと極度の眠気に襲われ、片付ける気力もなく、床で寝る💦
4月9日
さあ、いよいよ最終段階、全てのパーツを取り付ける!…って、昨日も言った気がするが(^^;
…の前に、アウトプット・ジャックがまだだった💦
トグルスイッチから来ている紫のコードを探って、穴まで導く。
穴からピンセットで引っ張る。
こんなに短いのか!(-_-;)
穴のすぐそばで作業できるよう、作業台を作成。
段ボールの切れ端にドリルで穴を開ける。
そこにジャックを差し込む。
ちょうどいい機会なので、付属のコードとベルデンのコードの先端を比べてみよう。
上のベルデンのものは、中の線が1本1本太くて丈夫だ。切れそうにない。
しかも、見たところ、銀の合金のように見える。
信頼性が高く、音も良さそうだ。
紫のコードを改めて予備ハンダ。この短さでは、もう失敗は許されない💦
アース・ホットとも、ハンダ付け。
カバーに通し、ナットを付ける。
ジャックが出すぎだ💦
そうだ、もう1個、謎なナットが余っていたが、ここに使うのか(^^;
カバーを2個のナットで挟む形で付け、締めていく。
あとはここに取り付けるだけだが、ドリルを使う作業は後回しにする。
さて、ブリッジアースだが、出すぎだ(笑)
中に押し込んでいく。しかし、入っていかない💦
フロントボリュームを付ける時、引っ張りすぎた(^^;
フロントボリュームを一旦外す。
アースを手前に引っ張ってきて、
先端だけが穴から出るように引っ込めていく。
誤ってアースが潜り込まないよう、洗濯バサミで留めておき、もう一度フロントボリュームポットを押していく。
ベルデンのコードが固いので、なかなか入っていかないが、やっと頭が出た💦
ラジオペンチで引きずり出す。
締めた!
ブリッジアースが適度な長さになるよう、押し込む。
そこでブリッジを取り付ける。
左:アンカー
中:支柱
右:ブリッジ
アンカーを手で入れるが、全然入らない。
当て木を当ててハンマーで叩かないといけないが、当て木になるような物がない💦
あ、あった! 抜け毛がひどい上にニスで固くなった刷毛。捨てようと思っていた物だ。
これを当てて、木槌で叩く。
折れた(^^;
まあ、用途外の使用なので、仕方がない(笑)
それでも無理矢理使う(^^;
入った。
今度はアースと接する側。
アースの出具合を調整する。
きちんと接するようにアンカーをセットし、
叩き込む。異物があるので、さっきより入りにくい💦
若干浮き気味だが、入った。
まあ、高さは支柱の方で調整できるので…(((^^;)
ちゃんとアースが接しているか、テスターでチェック。OKだ😃
支柱はアンカーにねじ込む。
どうせ後で調整するので、締め付けたりはしない。
ブリッジは、こうはめ込むのだが、弦の張力で固定されるので、弦を張るまでは外しておく。付けておいても、すぐ落ちてしまうのだ。
サドルも、アンカーを土台にする。ブリッジのアンカーと全く同じパーツだ。
これも叩き込む。
2個埋め込んだら、
支柱をねじ込む。ブリッジの支柱とは形状が違う。
サドルは上からはめ込む。これも、弦で押さえ付けられて固定されるので、外しておく。
だから、この状態で次の作業へ。
今度は、ピックアップを取り付けよう。ここからはドリルが必要な作業だ。
ネジはこれだ。
左の長いネジ8本がピックアップ用、右の短いのはジャックのカバー用だ。
細いドリルのセットで、高評価な物。
手動式だ。
1本暴れている(笑)
あれ、一番細いものがない…💦
あ、こんなところに隠れていた(^^;
ネジよりも細目の物を選ぶ。
ハンドドリルに装着。
こうなる。しかしここで時間切れ💦
4月10日
さて、続きだ。ピックアップの位置を合わせ、ハンドドリルでちょいと目印のキズを付ける。
本当は、鉛筆などで印を付け、ポンチかキリで小さい穴を開けておくといいのだが。
目印の位置に、穴を開けていく。
上に空回りする部分があるので、そこを持って下に力を加えつつ、もう一方の手でくるくる回すと、穴が開いていく。
あまりよく見えないが、4つ穴が開いた。
拡大写真。
ネジ止めする。
一旦、仮止めの状態にして位置を確認し、4つのネジを少しずつ締めていく。
先に1つだけ締めてしまうと、そちらに寄ってしまう恐れがある。
4つとも締めた。トップに密着させるには、枠を少し変形させることになる。
今度はリア。はめ込んで真上からよく見ると、トップ材の合わせ目とピックアップの中心が合っていない。(写真では微妙に角度が付いてしまったので、合っているように見えるが…💦)
削り方が足りなかった。もう少し削る。
これで中心が合った。
やすりで削って、
取り付け完了!
次はアウトプット・ジャック。
こんな感じで、バインディングと平行になればよい。
ネジを半差しにしておき、平行を保って、
締め上げる。