自作エレキギターに挑戦!(その22・パーツ取り付け-後編)

4月10日(続き)

 

さて、ペグだ。

ペグは先日リハーサルしてあるから、問題なくできるだろう。


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高さ順に並べておき…、あ、左右はどうなるんだろう?(^^;

調べてみた。

 

レス・ポール ヘッド - Google 検索

 

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この向きになるように入れればいい。


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6つはめ込む。


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表にして、


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ワッシャーを入れ、筒ナットを入れる。


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とりあえず指である程度締め、

 

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ギアレンチで締めていく。

…若干、ギアレンチがしっかりはまってないような気がする。この筒ナットはインチサイズかも知れない💦


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完全には締め上げず、動かせるようにしておき、


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真っ直ぐにして、

 

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ドリルでネジ穴を開ける。


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ネジを入れたら、


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締めていく。


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これも完全には締め上げず、


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微調整してから締め上げる。


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あ! 最後の1本が…!(*゚Д゚*)

頭がネジ切れてしまった!!ヽ(ill゚д゚)ノ

 

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この後、ボーカルレッスンに行くので、帰りにネジを買ってこよう。サイズを測る。

長さ10ミリ。


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ネジの直径は2ミリ、あまり関係ないかもしれないが、頭の直径は4ミリ。

 

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…は、いいが、刺さったネジを抜かなければ、新しいネジは刺せない(^^;

ぬ…、抜けない…( ;∀;)
どうすればいいんだ…?

 

整備でネジ頭をネジ切った(ボルトの頭をネジ切ったときの対処方法) - バイク整備とツーリング 

バイクの整備の話だが、ネジはネジ、対処は同じだ。

エンジニア ネジザウルスGT φ3~9.5mm用 PZ-58

エンジニア ネジザウルスGT φ3~9.5mm用 PZ-58

 

なるほど、こういう時にもネジザウルスか!

実は、ネジザウルスは仕事で必要と思い、かなり前に調べて Amazonほしい物リストに入れておいたのだが、ここまで必要に迫られてはいなかったので、まだ買ってなかった(^^;

ネジ山がつぶれたネジだけでなく、ネジ切れたネジも抜けるのか。

 

これで抜けなかった場合も、色々工具が必要になってくる…。

 

さて、出掛けた帰り道、ホームセンターへ。


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太さ2.1ミリ、長さ10ミリ。これだ。

クロムメッキでいいはずだが、光沢はこのステンレスの物の方が良かったので、ステンレスにした。

ちなみに、皿頭の物を買ってしまったが、本当は丸頭だった(^^;

自分で撮った写真では、光の加減で皿頭に見えたのだ💦


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ネジザウルス、こんなに種類があるのか!


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必要なのは一番小さい物だが、一番大きい物もついでに買う。

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平タガネ。ネジザウルスで抜けなかった場合に、これを使う。


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早速、帰宅後ネジザウルスでネジ抜きに掛かる。

ちゃんとホールドした感触をつかみ、回したが、ガチッと外れる💦

何回か挑むが、ガチッと外れる度にネジが破損していく(-_-;)

細かい金属破片が散らばる。

 
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ネジザウルスは断念し、平タガネに作戦変更。


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これを数回打ち、溝を作り、マイナスドライバーで回せるようにする。


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溝ができたようだ。


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マイナスドライバーを回してみる。

しかし、ガチッと外れ、金属片が撒き散らされる💦


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木部から出た部分が、どんどん削れてなくなっていく( ω-、)

このままでは、ますます抜けなくなる💦

 

それでは次の手段、前述のサイトの、2に進む。

整備でボルトの頭をネジ切った2(ボルトの頭をネジ切ったときの対処方法) - バイク整備とツーリング

エクストラクターという物があれば、抜けるのか。

2ミリのネジに対応した物をかなり探して、やっと見付けた。急ぎ注文する。

 

で、最後に残ったパーツ、ストラップピンを取り付ける。

 

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パッケージに最後に残ったストラップピン。


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スポンジっぽいゴムのクッション、ネジ、ストラップピン。


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ネック側はこの辺に付ける。

ちなみに、昔使っていたヤマハのSGは、ネックの根本の裏側に付いていた。(ダブルカッタウェイだから、この位置には取り付けできない。って言うか、そもそもこの位置がない(笑))

レス・ポールでも、その位置に付け替える人もいるようだ。


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このネジは太いので、電動ドリルで行ける。


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まあ、色々な写真を見た感じでは、この辺だろう。


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ギュイーンと。


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ピンにネジを通し、


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クッションをはめて、


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電動ドライバーでねじ込む。

しかし、この電動ドライバーはクラッチがないので、締め付けるのは怖い。また頭がネジ切れたら…💦

しかも途中で何回かガタンガタンと外れる💦

これではネジ山を傷めてしまう(-_-;)


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ベッセル(VESSEL) メガドラインパクタ +2X100

そこで、手動に変更。

これは、何年も前にホームセンターで買った物だ。

柄が柔らかくて太く、握りやすく回しやすい。

柄のお尻をハンマーで叩くと、先が12度回転して、なめたネジを外せるインパクター・ドライバーだ。

実はこれのお陰で、今までネジザウルスを買わずに済んでいたのだ(笑)
後で思ったが、ペグのネジもこれを試してみれば良かった…(^^;


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ネック側、取り付けた。

次はボディエンド側。

 

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オートセンターポンチ超硬チップ付 S

そうだ、これがあった💦

今日ホームセンターで一緒に買った物だ。

せっかくだから使おう。

後で調べたら、空振りが多いということで、レビュー評価は低かった💦


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位置を合わせて、お尻をグイッと押すと、パチンと衝撃が先端に伝わり、小さくて浅い穴が空く。


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こんな感じ。穴を深くしたければ、回数を増やすか、お尻のネジを回して強度を調整する。


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そこにドリルを当てると、滑らずに穴を空けられる。これをやらないと、少しずれたところに穴が空いてしまうのだ。


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バッチリ、センターに穴空けできた。


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取り付け完了!


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ボリュームとトーンのノブを取り付ける。

前述の通り目盛りは右利き用だが、持っているストラトに習い、10の時に10の数字が演奏者を向くように取り付ける。

しかし…ボディからかなり浮いている(^^;

やはり裏にもナットやワッシャーをかまさないといけなかった…。

取り付け時、裏にナットをかましたら、表にナットをはめられなかったのに…(・_・?)

あの時はコードを噛んでしまっていたのかも…。

まあいい、とりあえず使える(笑)

今日はもう時間切れだ。

 

 

4月12日

 

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さて、エクストラクターとタップハンドルが届いたので、ネジ抜きに掛かる。

タップハンドルがでっかすぎる気がするが…(^^;

 

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ネジ 外し ドリルビット セット 折れたボルト抜き 破損スクリュー ハイス鋼HSS 4341 潰れネジやナメたボルト対策 ネジ径 2-12mm対応 5本セット

さんざん探した限りでは、これだけが2ミリのネジに対応している。

しかし、まさか1本収まっておらず、ケースに入っているだけとは…(^^;

 

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TRUSCO タップハンドル19mm

箱だけで充分でっかいと思ったが、組み立てるともっとでっかくなる!\(◎o◎)/

商品ページをよく見たら、全長350ミリと書いてあった💦

そんなにでっかいタップハンドルがあるなんて、知らなかった(^^; 片手で回せるような物しか頭になかった💦

…って言うか、こんなにでっかいタップハンドルなんて、何に使うんだ?💦


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とりあえず、だ。一番小さいドリル。

なんか、あんまり細くないんだけど…これで2ミリのネジに穴を開けられるのか?

 

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まずセンターポンチで中心に穴を空ける。

固い物に空ける場合、お尻のネジを一杯に締めると力が強くなる。


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バチン、バチンと10回ほど。

 

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穴は空いたのか? 空いたように見える。 


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では、ドリルで…なんか、無理っぽい気がするが…、やはり無理だ💦

回すとズリッと滑って、周りにキズを付ける( ω-、)

 

前出の Vermont American のドリルは、記憶に間違いなければ鉄工・木工両用だったはず…で、一番細いドリルで試してみたが、歯が立たなかった。

 

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ちゃんと穴を空けてからゆっくり回すべきだが、あんなでっかいタップハンドルでこんな細かい作業などできないので、半ばヤケクソでエクストラクターを電動で回す。

やはり先端は入っていかず、周りはますますキズだらけ( ;∀;)


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もうこうなったら、完全にヤケクソ!💢😠💢

ネジの周りをマイナスドライバーで掘る!


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だいぶネジが出てきた。


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これくらい出れば、ネジザウルスで…ちゃんとつかめている感触だ!


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出てきた!

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抜けた!

この掘った痕は…木部パテで埋めよう。

で、木部パテを注文する。 

 

 

4月13日

 

13日の金曜日だ。今日は悪いことが起こらないように祈りつつ、作業に入る(笑)

 

セメダイン 補修・成形 エポキシパテ 木部用 30g ブリスター HC-118

セメダイン 補修・成形 エポキシパテ 木部用 30g ブリスター HC-118

パテが届いた。

これは先日、暴風雨の中ホームセンターに行った時に見付けたのだが、必要になることはないだろうと思い、買わなかった。

買っておけば良かった(^^;


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プラスチックの筒の中に、柔らかい謎の物体が入っている(笑)


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説明書き。


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付属の手袋を使用する。


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両端に乾燥防止の紙が貼り付いているので、片方剥がす。

断面を見ると、2種の物質が内側と外側に分かれているのがわかる。

混ぜると硬化するのだ。


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外側のフィルムを使う分だけ剥がし、カッターで切る。


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こんなに使わないと思うが、これ以上薄く切れない(^^;


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よくこねて混ぜる。


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混ぜたら4分以内に作業を終えなければならない💦


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掘ったところに押し込み、


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平らにならす。少し窪ませないと、ニスを塗った時に盛り上がってしまう。


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周りに薄く付いたものは、濡れた布で拭き取る。

 

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きれいに埋まった😃

ニスを塗るのは24時間以上経ってからだ。


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こんなに余ってしまったが、捨てるしかない(^^;

 

 

4月14日

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1日経って、固まった。

昨日埋めた後だいぶ経ってから思ったが、針でも差して穴を保ったまま埋めれば良かった(^^;

 

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とりあえず取り付け、

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ポンチで目印の穴を空け、

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ペグを外し、


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ドリルで穴空け。


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元々中は穴が空いているので、すぐに到達した。


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ここだけニスを塗るのは面倒だ。

家具用のキズ隠しを塗ってしまおう。

…しかし、色が乗らない💦


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やっぱりニスの登場だ。

キャップが固くて開かない💦

ネジザウルスで簡単に開いた! こんな時にも使えるのか!☺


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残りわずかだったはず…あ、干からびてる(笑)


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キャップの裏にペースト状に残っている。これに薄め液を少し加え、


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塗ってみたが、変質しているのか、乗らない💦


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容器の底にまだ乾いていないニスが残っているので、直接絵筆に浸ける。


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うまくパテの上に乗ってくれた。


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これで1日置く。

 

 

4月16日

 

1日置いたが、ベタつき感が残っていた。

その状態でペグを取り付けると、ペグが貼り付いてしまい、後に交換することになった時、ニスが剥がれてしまう。

そこでもう1日置いた。


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うん、乾いている。


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ペグを取り付け、


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ニスで塞がってしまった穴を改めて空け、


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ネジ止め。


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ナットも締める。


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ロッドカバーを除き、完成!

ロッドカバーは、弦を張り、調整の後、ある程度使って安定したのを確認してから取り付ける。 

あるいは、中まできれいにニス塗りされたので、付けない(笑)

 

次→その23・仕上げ

もくじ

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