僕の BTM(Bed Top Music)環境 (その1・パソコン関係)
僕の現在の音楽制作システムは、かつての部屋一杯のシステムではなく、枕元にちょっと置いてあるだけの物だ。
かつての部屋一杯のシステムの一部。15年前に最後の作業をしたままになっていたが、昨年から今年にかけ、いくつかの機材や外付けハードディスクを持ち出した後の状態。その他に使わなくなってしまい込まれた機材もある。
だから、机の上で音楽する「DTM(Desk Top Music)」ではなく、「BTM(Bed Top Music)」と名付けた(笑)
部屋一杯の機材は今でも所有しているが、1階の部屋に置いたまま2階に引っ越した(2階は1部屋少ない)ので、そう気軽に使えない。
今は、1階には両親が住んでいるのだ。
それ以前に、今の仕事の拘束時間が長すぎて、この15年間使っていないし、全て時代遅れの物になってしまった。
去年の夏から、音楽活動を再開するに当たって、急遽最新の機器を揃えるため、ローコスト・ハイクオリティーの機材、そして電車・バスで持ち運ぶことが多くなるため、小型の物を厳選した。
まずは、パソコン。
上の写真の後ろに写っているのは、BTM をやるに際して初めに買った物。
●【Microsoft Office 2016搭載】【Win 10搭載】富士通 A561/C/第二世代Core i5 2.5GHz/超大容量メモリー16GB/新品SSD:960GB/DVDドライブ/10キー付/大画面15インチ/無線LAN搭載/中古ノートパソコン (新品SSD:960GB)
ワジュンPC というメーカー(ショップ?)が、古いノートパソコンの中身を最新の物に取り替えて Amazon で販売している物らしい。価格は73,800円だった。
ここにリンクを張れないので、同じ物は現在はないようだ。
僕は元々 Mac ユーザーだが、ノートタイプは高くて手が出なかったので、2000年から Windows 併用になり、次第に Windows オンリーユーザーになっていた。
後述するが、使い慣れたソフトが Windows 版を出したのを知り、アップグレード版を購入し、それまで使っていたノートパソコンにダメ元でインストールしてみたが、やはりダメだったので(笑)、ハイスペックな Windows パソコンを探し、同等の物の中では破格なこれを見付けたのだった。
しかし、いくつかのメニューを実行すると落ちるという不具合があった。(これはソフト側の問題だ)
特に、MP3 に書き出すと落ちるので、非常に面倒臭かった(-_-;)
WAV で書き出し、別のソフト(フリーソフトの SAZANAMI)で変換するということをやっていたのだ。
だいたい、眠くなって落ちる寸前まで作業するので、この一手間はしんどかった💦
それだけではなかった。クロック周波数が 2.5GHz なのは、ギリギリすぎた💦
使用するパートが増え、エフェクターを増やしていくと、レイテンシー(発音遅れ)がものすごく、…というかプチプチとノイズが発生して、まともに再生できなくなったので、現在は Microsoft Office 専用機となっている。
そこで新たに(中古だが)買ったのは、手前の MacBook Pro 13 だ。
APPLE MacBook Pro 13.3/2.9GHz Core i7/8GB/750GB/8xSuperDrive DL MD102J/A
(↑ハードディスクが 750GB SSD になっているが、僕が買った物は 250GB SSD だった。
別記事で書こうと思っているが、500GB に交換した。
メモリーも 16GB にした)
キズありということで安くなっており、79,800円だった。
これがそのキズ。普通は嫌がるだろう(笑)
でも使用中は自分からは見えないので、気にならない(笑)
どうせ、持ち運んでるうちに多少のキズは付くものだし。
Office ソフトが入っていないのも、安い要因だ。先に MicrosoftOffice が入った富士通のノートパソコンを買っておいたために、できた選択だ。
考えてみると、この2台を買ったお金で、もうちょっといい Mac (同じようなキズ物があれば、だが)が買えたような気がする(笑)
しかし後述するが、過去の音源を取り込むのに Windows パソコンは必要なのだった。
それに、もっといい Mac は、デスクトップマシンなので、とても電車・バスで持ち運びできない💦
画面は15インチの物を探していたが、高価で手が出ず、妥協した。
13インチでは、ミキサーを表示し切れず、いちいちスクロールしなければいけないので面倒だが、外付けモニターを中古で買えばいいや、と思ったのだ。
それで買った 17インチの液晶モニター。
エルジー電子ジャパン 17型液晶ディスプレイ(ホワイトベゼル) L1751SQ-WN
キズありということで、何と、5,320円!
フチか背面のキズだと思ったら、まさかの画面にキズ!(笑)
写真ではわかりにくいが、中央にキズが。UFO ではない(笑)
しかし、別に動画編集などするわけではないので、気にはなるけど差し支えはない。(^^;
このように2段表示すれば、トラック、ミキサーを表示したままエフェクターをいくつも表示でき、便利だ!
このモニターは VGA 入力のみなので、今のパソコン(HDMI 出力しかない)に繋ぐには、下のような変換アダプタが必要だ。
しかしどういうわけかこのモニター、このアダプタを使って Mac に繋いでも表示できない💦
多分、HDMI の規格が微妙に違うのだろう。
HDMI切替器,4Kx2K hdmiスイッチ メス オス 1080P/3D対応 ハイビジョンオーディオ 3入力1出力 HDDレコーダー、PC、PS3、Xbox、AppleTV ゲーム対応 [品質保証]
切替機を間に繋ぎ、Windows のノートパソコンも繋ぎ、しかも、Windows の電源をオンにすれば表示されるという、不思議なシステムだ(^^;
この切替機は入力が3つあるので、後々何かをもうひとつ繋げることができる。
さて、Windows の方はテンキーが付いているが、MacBook にはない。
数値入力するのに不便だし、テンキーで再生・停止・録音などの基本操作ができるソフトを使っているので、別途必要だ。
「Macは空気を予約する」云々は一体…?(笑)
MacBook によく合うシルバー。だが、キーはなぜか白。黒にして欲しかった(^^;
MacBook Pro には USB 端子が2つしかないので、3ポートのハブは助かる☺
トラックボール、iLock キー(後述)を常に差していて、1つ余っている。USB メモリーなど、必要な時に抜き差しせずすぐ使えるので、便利だ🎵
ちなみに僕は Mac 使い始め(SE/30)からトラックボール派だ。
ケンジントン トラックボールマウス OrbitTrackball with Scroll Ring 72337JP 【日本語パッケージ】
マウスは肩が凝る💦
トラックボールなら、布団の上でも手に持っても使えるから、BTM にはバッチリだ☺
このトラックボールは、スクロールダイヤルが付いている。ボールの周りのダイヤルがそれだ。
サンプラーソフト(後述)で波形を拡大・縮小するのに、これが必要だ。
以上がパソコン関係のシステムだ。
しかし最近、曲作りを進めていくと、スペック不足が…(-_-;)
まあ、一工夫すれば使えるが、お金があり余っている方は、これは持ち運び用、と割り切った方がいいだろう。
次回以降、ソフトや周辺機器について書いていく予定だ。